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現場の安全を守るために
言うべきことを言い続ける

安全管理部 安全衛生管理者

K・K

建設業界で長年にわたり安全衛生管理に従事し、工事現場の安全と労働災害防止に尽力する。その後は一般企業を経て2021年に西部スチール入社。かつての事故を教訓とし、安全管理の徹底に向けて創設された安全管理部の責任者・安全衛生管理者となる。
鉄筋工事業界に従事するのは初めてだが、「業界経験がないからこそ指摘できる部分がある。経験豊富な人が気づかない危険を察知し、啓発活動に力を入れて現場の安全に貢献したい」と意気込む。

安全のためには絶対に妥協しない

安全管理部では、西部スチールが施工する各現場をパトロールしたり、職人さん向けの講習会を開いたりといった活動をしています。社員はもちろん、協力会社の職人さんも対象として現場の安全を守り、必要な知識・技術を身につけてもらうためのサポートをする役割です。

たとえば、一般的にもよく使われている「脚立」は身近なツールですが、これを上り下りする際にも安全のためのルールがあり、しっかり守らなければなりません。こうした安全衛生管理が徹底されているか、実際に現場を見なければ分からないこともあるので、「自分が妥協すると事故が起きてしまうかもしれない」という緊張感と責任感を持ってパトロールに臨んでいます。西部スチールという会社は対人関係の壁がなく、社内でも協力会社の職人さんとの間でもフランクにコミュニケーションを取れるのが良いところではあるのですが、フランクであるがゆえに気が緩んでしまうこともあるかもしれません。だからこそ私は「言うべきことは言う」姿勢で現場と向き合っています。

「抜き打ち」パトロールで現場に緊張感を

現場の安全衛生管理には多岐にわたる専門知識が求められるため、資料や書籍をあたって学び続けることが欠かせません。しかし、職人さんたちに伝える際には、四角四面の「べき論」だけでは伝わらないのも事実。だからこそ常に現場へ出て、職人さんや現場監督の一人ひとりと会話を重ね、改善すべきことがあればその場で改善できるよう働きかけていくことが大切だと考えています。

現在、西部スチールでは1カ月あたり50〜60件の現場が動いています。その半分は毎月パトロールする予定でスケジュールを組んでいますが、その日にどの現場へ行くかは秘密。常に抜き打ちで見回るからこそ現場にも緊張感が生まれるのです。職人さんによっては、口うるさい私を煙たく感じる人もいるかもしれませんし、安全管理を徹底するためには、むしろ私たちは嫌われる存在でなければならないのかもしれません。すべての現場で「西部スチールは安全管理に厳格だから気を引き締めよう」と思ってもらえるようにすることが理想です。

リスクの最小化に全力で取り組む

緊張感が欠かせない私にとっての仕事のやりがいは、毎日が事故の連絡なく平和に過ぎていくこと。現場へ顔を出し、みなさんが安全に働いている様子を点検して、問題が起きない状態が続くことが何よりも素晴らしいと思っています。そうした意味では、規模こそ違えど警察や消防の仕事に近いのかもしれません。

これから西部スチールに入社する方へも、私は安全管理の重要性を口酸っぱく伝え続けるでしょう。安全管理の世界には「常に素人であれ」という格言があります。車の運転と同じように、慣れや気の緩みによって「たぶん大丈夫だろう」と考えることは許されません。ともに働く仲間に「危険があるかもしれない」「事故につながるかもしれない」と想像力を働かせてもらうことが大切。人間は機械ではないので完璧を求めることはできませんが、リスクを最小限にするために自分ができることを考え、全力で取り組んでいくつもりです。今後は部署としての安全管理部の体制もさらに強化していきたいと考えています。

ONE DAY’S SCHEDULE

  • 08:00
  • 業務(パトロール)開始
  • 10:00
  • 休憩(30分)
  • 12:00
  • お昼休憩(60分)
  • 13:00
  • パトロール
  • 15:00
  • 休憩(30分)
  • 16:00
  • 作業終了
  • 17:00
  • 帰社
  • 18:00
  • 退社

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